2010年5月アーカイブ

オーダー家具を頼む2

先日、立て続けにお客様から椅子の別注品の注文を頂いたので椅子のオーダーについて書いてみようと思います。

一言で「椅子」といっても様々な状況で使用されていますので大ざっぱに椅子の種類分けします。
 
① 作業用の椅子  (机の上でモノを作る、書き物 等)

② 休息用の椅子  (部屋でテレビを見るときに座る、応接間などて使用 等)

③ 上の①、②を合わせた椅子    (食事用、会議用 等)

大まかですが上の3つの状況のどれに当てはまるか検討します。その椅子に特定の人で使用することになっているのなら、その人の身長や身体的特徴によって座面の高さ、座面の広さ、また背もたれの高さ等を製作者側に相談されたらより快適な使用感が得られます。
最低限として足のかかとが床から浮くことがないようにしてください。ほんの数分座るくらいなら問題ありませんが、長時間の使用において足が宙に浮いた状態だと疲労が溜まります。

それと椅子は多くの作家、もしくは芸術家、デザイナーなどが古くから対象としてきてるように空間における美的構成要素が多いのも事実です。オーダー家具だからと言って多くを注文しすぎて美的要素が崩れてしまうかもしれないことも頭にいれておいた方が良いかもしれません。

家具の中でも椅子は肌を密着させる特別な存在です。木工職人の偏見ですが、木製の椅子ほど肌に馴染む温度、また適度な強度としなやかさを合わせ持つものはないと思っています。
日本における椅子の歴史はまだ浅いですが、木工椅子は生活に合わせて変化しながら今後も続いていくでしょう。
上には大ざっぱに分類しましたが、まだまだ試行錯誤しなければならないし、お客様からの要望にも敏感に耳を傾けながら仕事に携わっていかなければと思います。

工場長  中村



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